日本SF・幼年期の終り

日本SF・幼年期の終り―「世界SF全集」月報より

日本SF・幼年期の終り―「世界SF全集」月報より

『日本SF・幼年期の終り早川書房編集部・編〈早川書房〉読了


今から40年近く前(!)に刊行された『世界SF全集』。
その月報に寄せられたエッセイ、全105篇の中から34篇を収録。装丁がまたいいですね〜。
2001年宇宙の旅』が1968年公開、アポロの月面着陸が69年、とSF熱が高まってきた時期なのかな?
それを反映してなのか、かなり熱く、SFの可能性にかける展望的なエッセイが多い。
個人的には、眉村卓矢野徹浅倉久志、福島正美、松谷健二団精二深見弾、辺りが面白かったかな。