The Bottled Wife

異色作家短篇集も残るは4冊。
一角獣・多角獣 (異色作家短篇集)』が稀覯本になっていたのも今は昔。
ただ、旧版のアンソロジー編『壜づめの女房』だけは復刊されず、今度はこれが最大のキキメに。
そうなると、欲しくなるのが古本者のサガ(笑)
でも、考えてみると、これじゃないと読めない作品は1、2本しかないし、半分くらい他のアンソロジーで持ってるし、もう半分は古いEQMMを探した方が楽(知力・体力・時の運・財力すべてが)なはず。
そんなわけで、一番読みたかった作品をEQMMで探す。


「壜づめの妻」マイクル・フェッシャー(日本版EQMM20号)掲載)

とある町で裁判が行われている。
原告は医者で、被告は自動車修理工。
修理に出した車が、さらに酷い状態になり、しかも法外な代金を要求して来たというのだ。
それに対し、修理工は弁護士も付けず、その理由を語り始める。
以前、彼の妻が医師に診てもらったのだが……

うう〜ん〜
題名からどんな凄い話かとハァハァしてたんだけど、期待があまりにも熟成され過ぎました。
なんというか、ブラックジョーク系?
稀覯本の読後感はこの手合いが多いなぁ。
読みたいだけの人は『壜づめの女房』をより、EQMMを探した方がいいと思います。
欲しい人は別ですけど(笑)