時をかける少女
『時をかける少女』を鑑賞
もともと観に行く予定はなかったんですが、
あまりにも評判がいいので、渋谷でも上映されることになったので行ってきました。
バカッ! 俺のバカッ!
なんで、さっさと観に行かないんだよ!
『時をかける少女』と聞けば、原田知世のイメージだったんだけど、
それが完全に上書きされるほどの破壊力!
いやぁ、これは来ました。
一瞬の夏の青春物語なんだけど、そんなジャンルで涙腺直撃を受けるとは思ってませんでしたわ。
本当に傑作。
これほど、一生懸命走り、跳び、それに対する喜びを描いた作品は稀有でしょう。
主人公、真琴の存在も大だけど、
前半のひじょうにくだらないタイムリープの数々と、
後半のシリアスな展開の緩急の付け方も素晴らしい。
こんな話だったっけ? とか、
タイムリープのチャージシステムがなんか変じゃない? とかあるけど、
そんなことはどうでもよろしい。
とにかく魅力あふれる作品でした。
時間SFはパズルだと思ってんだけど、これは勢いだけで最後まで夢中にさせられる作品でした。
『時をかける少女』も『ハチミツとクローバー』も、
Blogの口コミで上映館が広がった作品。
これからは、こういう形が増えてくるのかもね。
実際、満員でした。
まぁ、とにかく、これはオススメ。
今年最高のアタリかも。