今日のトークショー



ベータ2のバラッド (未来の文学)』刊行記念イベント、
「翻訳SFアンソロジーの愉しみ」若島正さん×大森望さんトークショー
に行ってきました。


このアンソロジーを編むそもそもの始まりは、
長めの中篇で、なかなか収録しにくい「ベータ2のバラッド」を
とにかく入れたいというところから始まったそうです。


で、次に以前から何とかしてあげたかったカウパーを入れたい、
ということでラストに。


それから、ニューウェーヴと関係が深いロバーツを収録。


すると、かなりわかりやすい作品ばかりなので、
ニューウェーヴらしい、さっぱりわけのわからない「四色問題」を入れたと。


そうか!
四色問題」はわからなくていいんだ!(笑)


異色作家短編集のラストの収録作品予定も知ることができました。
ちなみに、「壜づめの女房」は内容も訳も古臭く、一切無視したとか。
アメリカ編はリッチーとクーヴァーが楽しみ。
イギリス編はやはり(笑)カウパーが入って、カーシュも入ります。
世界編はマコーマックが、かなりえげつない話らしいのでこちらも楽しみ。
18巻が来年1月だそうです。


最後にサインしてもらってきました。
大森先生には、部屋で唯一目に届く場所にあった『ヘミングウェイごっこ』に