On Edge

『麻酔』クリストファー・ファウラー(「ミステリマガジン485号」掲載)
短編集発売記念!(来月だけど)

ナッツの殻を割ろうとして、歯が砕けてしまった男。
耐え難い痛みで歯医者に行くが、いつもの医師は留守。
しかし、若い医師がいて、彼が診てくれることになったのだが……

をををををっ!!
よだれがたまってしまうほど痛そうな上に、
絶望しか残らないひどいラスト。
口の中が金臭くなってしまう最悪の読後感。
ナッツで歯が割れたっていう時点で痛いのに、
歯医者が舞台のホラーでイヤ展開しか想像できないけど、その上を行ってました。


歯医者、床屋への恐怖感っていうのは何なんだろうね。
逃げられないのは、普通の医者でも同じだと思うけど、
椅子に座らさせれて、体を覆われちゃうのが怖いのかな?
ああ、いやだ。