V for Vendetta

V フォー・ヴェンデッタ』鑑賞

映画としては面白いんじゃないでしょうか。
2時間強の作品なのに、途中で飽きることもなかったし。
『マトリクス』シリーズの後半より、よっほどよくできる。
ラストもなかなか壮観。
ムーアの映画では一番面白いと思う。


じゃあ、なにが原作者のアラン・ムーアのオカンムリだったのか?
ストーリーはおおむね原作と同じ。
端折ってあったり、キャラクター設定がチョコチョコ違うのは、映画じゃよくあること。
原作はまだ一度しか読んでないんで、ちゃんと理解できてないんだけど、
政府の描き方が違うんだよね。
映画だと完全な悪として描かれているんだけど、
原作では、独裁と化した最低の民主政治を選んだのはあなたたち市民だ、て感じなんだよね。
ムーアが怒るとしたら、この辺なのかなぁ。
うーん。『美女と野獣』的な展開が気に障ったのか?
それとも、エプロン?(笑)


主演はナタリー・ポートマン
美人は丸坊主でも美人なのね。
V役はヒューゴ・ウィービング
もう、こういう映画にしか出ないのか?
ちなみに、原作よりもVは面白キャラな上、かなり強い。