Lot's Daughter

「ロトの娘」ウォード・ムーア(SFマガジン99号掲載)読了


先日読んだ『地球の静止する日―SF映画原作傑作選 (創元SF文庫)』に収録されていた「ロト」の続編。
あとがきで、ひどい話とあったので、読みたくなった(笑)

あれから6年。
二人の間には子供も産まれ、森の奥で暮らしていた。
文明の気配はまるでない。
他の生き残りにもいまだ会っていなかった。
そんなある日、荒れた路面に、新しいタイヤの跡を見つける!

最初の聖書の引用から、イヤ気配が漂っていたんだけど、やはりこういう展開か!
「義務」という言葉が決定的だったんだろうけど、
あの会話で、振り返らせる選択肢はあったのかな。
それとも、もう限界で、何があっても、遅かれ早かれ文明を求めて出て行っちゃうのか。
釣りに行くのは、海=塩ってこと? 考えすぎ?