LORD OF WAR

ロード・オブ・ウォー』を鑑賞


ウクライナからアメリカに亡命してきたユーリー(ニコラス・ケイジ)たち家族。
ある日、ギャングの銃撃戦を目撃したユーリーは、武器を売る仕事をしようと決意する。
生まれながらの商才と、冷戦崩壊によって、瞬く間に「戦争の王」と称されるほどの世界有数の武器商人となる。
莫大な富を手にし、愛する妻にも仕事を隠してきたが、
インターポールのバレンタイン刑事が、執拗に彼を追い始めた!


深刻なテーマをわりと軽いタッチで扱っていながら、
深刻すぎて、笑っていいのかどうしていいものか、悩む映画。
冷戦の崩壊によって世界情勢は極めて不安定・流動的になり、
ユーリーは民族紛争多発するアフリカに武器を売りまくる。
しかし、その武器を売った途端、難民キャンプは虐殺されることは明らか。
それでも、自分には関係なく、自分でなくても他の誰かがやることだ、と商売をやめない。
その態度が、世界での出来事を知りながら、結局何もしない我々も同じ、てこと?


雰囲気は『パイナップルARMY』みたいな映画。
ああいう武器商人ってホントにいるわけでしょ?
恐いし、そもそも世界最大の武器商人は……


1000円で見たんだけど、損はしませんでした。


ところで、インターポールって、どうやったら入れるの?
スカウト? 銭形警部はスカウトされたんだっけ?