LAND OF THE DEAD

ランド・オブ・ザ・デッドを鑑賞


ゾンビ映画を見に行くなんてえらく久しぶりだなぁ。
バタリアン』以来か?


世界中で死体が起き上がり、人間を襲うようになった。
噛まれた人間もすぐにゾンビになってしまう。
人々はゾンビが入って来れないように、街を電流フェンスなどで囲って暮らしていた。
ほとんどの人間がスラムのような生活を強いられていたが、
一部特権階級だけが、危険とは無縁の贅沢な暮らしをしていた。
しかし、あるとき、一体のゾンビが知恵らしきものを身に付け、
集団を率いて街に向かい始めた……


『ゾンビ』の世界が『マッドマックス』の時代になったような映画。
『マッドマックス』よりは『バトルトラック』か。
『バトルトラック』また見たいなぁ。
フロントガラスに鉄板で装甲は男の夢だね。


それはさておき感想。
まぁ、ゾンビ映画なんてどうこう語るものでもないけど。
前売り分は楽しめたかな。
ただ、なんか冗長。
今回は、人間側も多い上に武器も強力だから、緊張感がない。
かと言って、ゾンビハントしまくる爽快感もない。
もうちょい、何とかしようもあったと思うんだけど。
襲ってくるゾンビの方が被害者で、むしろ人間の方が残酷、というテーマも、
当初はあったのかもしれないけど、途中で忘れたっぽい(笑)


チョロとデニス・ホッパーのからみはなくてもよかったんじゃないかなぁ。
もっと早いうちから街にゾンビがなだれ込んで、撃ちまくるようなのが見たかった。


お気に入りゾンビは、楽団ゾンビ。
東屋に入ってる様子は楽しげ。


あと、トム・サビーニは相変わらずだなぁ。
あれは老けたの? メイク?


文句ばっか書いたけど、つまらないわけじゃなく、気楽に楽しめる映画。
残酷シーンは短いけどね。