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こんなSF・マンガヲタ日記で書くもなんだと悩んだけど、
まー、結果的に助かったし、現代事件史・外交史に残る問題だろうから、忘れないうちに。
というわけで、イラクの3邦人拉致事件。
まずは、無事でよかったね、と言うべきなんでしょうな。
俺だって、個人責任で生きたまま焼かれてしまえ、何て思ってないし。
ただ、全く無事だっただけに、これから雑誌で本人と家族の総タタキが始まることでしょう。
先週の土曜日は、直後だっただけに、渋谷で凄いデモ。
実際に見るデモ行進では、初めての規模。
人質の命と自衛隊撤退の天秤ってのは、あれだね。
『ウォッチメン』と同じだね。
陰謀を巡らせ一つの街を壊滅させてでも大局的に世界の平和と安定を目指すヒーローと、
その陰謀さえも許さないヒーロー。
はたして、どちらが正しく、正義なのか?
ついでに言うと、見張りを誰が見張るのか? て言う命題は、
今のアメリカに通じるね。
家族の記者会見で、
人道支援のために3人の命を犠牲にするのは正しいことなのか、みたいなことを言ってたけど、
数の論理で言えば正しいことなんだろうね。
あそこで自衛隊が引けば、今度は日本人全てが拉致の対象となっちゃうからね。
かといって、3人を見殺しにすることは決して正義じゃない。
テロに屈するくらいなら最初から派兵するべきじゃないし。
正解はないんだろうね。
まー、第三者だから好き勝手言えるけど。
でも、あれが自分の家族や知り合いだったら、撤退してくれって言うだろうしね。
高校の時の友人が海自だから、私的には派兵は反対だし。
ただ、3人の認識の甘さってのは数少ない真実。
危険はあることは承知していても、そこが戦場で、しかも向こうからみれば
敵(アメリカ)の子分だってことを認識してなかったんだろうなぁ。
政治家の間では救出代請求論も出ているとか。
税金だもんなぁ。請求は無理でも、いくらかかったのか公表はしてもらいたいね。
危ないって言われてんだから、行くなっちゅうことだな。
でも、まだイラクで活動するって言ってんだよな。
次はもう助けに行かなくていいんじゃないの。
こんな混迷の時代だからこそ、『ウォッチメン』は読め!
それが言いたかっただけ(笑)