KILLING JOKE
バットマン:キリングジョーク―アラン・ムーアDCユニバース・ストーリーズ (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)
- 作者: アラン・ムーア,秋友克也,石川裕人
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2004/03
- メディア: コミック
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見よ! このステキな表紙を!
アメコミは漫画だけど、読了って言いたくなるほど、体力使うんだよな。
それにしても、まさか『KILLING JOKE』が訳される日が来ようとは。
これの翻訳を望んでいたアメコミファンは多いんじゃないだろうか?
さらに、『KILLING JOKE』だけではなく、
時に神とさえ形容されることすらある、アラン・ムーアの手がけた短篇が他にも5作所収。
所収作品は以下。
・『BATMAN: THE KILLING JOKE』
・『THE SAGA OF THE SWAMP THING #21 THE ANATOMY LESSON』
・『SUPERMAN ANNUAL #11 FOR THE MAN WHO HAS EVERYTHING』
・『DETECTIVE COMICS #549 GREEN ARROW: NIGHT OLIMPICS Part One』
・『DETECTIVE COMICS #550 GREEN ARROW: NIGHT OLIMPICS Part Two』
・『GREEN LANTERN #188 TALES OF THE GREEN LANTERN CORPS: MOGO DOESN'T SOCIALIZE』
・『VIGILANTE #17 FATHER'S DAY Part One』
・『VIGILANTE #18 FATHER'S DAY Part Two』
個人的にはやはり『BATMAN: THE KILLING JOKE』と『THE SAGA OF THE SWAMP THING』が非常に嬉しい。
では、表題作『キリングジョーク』のあらすじ。
バットマン最大のライバル、ジョーカー。
彼はバーバラを撃ち、ゴードン本部長を狂気に陥れようと企む。
それと同時に、彼がどのように誕生したのかが、カットバックで描かれる。
強烈。
精神的なフリークスと肉体的なフリークスが、余すところなく描き尽くされている。
これが日本語で読めるとは思ってませんでしたわ。
『BATMAN:FACE』でも訳すかな。
ライター(原作)のアラン・ムーアの作品は、あらゆるコマに意味があるとも言われ、
『キリングジョーク』は、それが結構わかりやすい作品だと思う。
ラストは? あのコマは? と読み終わった後に語り合いたくなってしまう。
そんな作品。
JIVEも『トランスフォーマー』しか出さないのかと思ったら、
こんなのを隠していましたか。
次は『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』が出る。
2巻訳そうと思ってたけど、これは待った方がいいかなぁ。
『FROM HELL』出して。