メイトリックス

 『マトリックス・リローデッド』を見てきました。


 結論から言うと、つまらん。
 まぁ『猿の惑星』程じゃなかったけど。
 5点満点で、大目に見て1点あげようかな、ぐらい。
 前作が愛すべき馬鹿映画だったのに対して、今回はただの退屈な映画。


 アクションシーンを90%カットして、ラブシーンとザイオンのシーンもカットして、
 3とくっつけて、上手く編集してくれればいいのに。
 メリハリがない。スミス100人とか長すぎ。
 とにかくアクションシーンがかなり飽きる。
 日本の漫画に影響され、かつフィードバックした前作だけど、
 『リローデッド』からは、漫画が真似すべき所はないんじゃないかな。


 モーフィアスが孤高な戦いをしているようなイメージだったのが、
 実は顎の割れた司令官の元に組織されていて、
 規則を破ると営倉送りになるって、なんかイメージが崩れた。
 元老院は月並みにきらきら服来てるし、センスないよ。
 ザイオンが有色人種ばっかなのも、なんかあざといし。
 今回は、仮想世界の仕組みが露わになって来るんだけど、
 さっぱり分からない。プログラム同士の関係とか、なんなの?
 なんで、人間にわざわざ、あんな夢を見させてんの?
 次でちゃんと解説されるのかな?


 唯一、バックドアの映像化は、かなり仮想世界SFとしてよくできていると思う。
 あと、キーマスターがちょこまか歩きなのに、トリニティたちが追いつけないってのが、
 点数の理由。


 『英雄』と『フレディvs. ジェイソン』の宣伝が一番面白かったかな(笑)
 まさか、本当に↑実現すると思いませんでした