『TOP10』読了!

Top Ten - Book 01

Top Ten - Book 01

Top Ten - Book 02

Top Ten - Book 02

 『TOP 10』(Alan Moore, Gene Ha, Zander Cannon/DC COMICS)読了。


 ……と言っても、英語は中学以下のわたしが読めるはずもなく、
 翻訳されている神のようなサイトの力を借りて読みました。


 全ての住人が超能力やメカを操り、
 ロボット、怪獣までが暮らしている巨大複層都市ネオポリス。
 そこの警察署を舞台にした物語。
 平行世界で、舞台となるのは第10分署、通称トップ10。


 『ER』のように、沢山のキャラクターと、沢山の事件が同時に進みます。
 連続殺人を追う刑事がいて、麻薬を追う刑事がいて、巨大怪獣が現れて……
 キャラクター全員が魅力的で、ある意味、脇役が存在しないのは、
 さすがAlan Mooreの技量ってところかな。


 一方、絵もなかなか楽しくて、全ての住人が超人なので、
 あらゆるコマで色々なことをしています。
 また、お遊びも多く、
 『ファンタスティックフォー』のキュビズム画があったり、
 悪のスマーフが金を盗んでいたり、
 セーラームーンの格好したおっさんが歩いていたり(笑)
 ロビンソン一家(旧)がいたり、
 ギャラクタスネズミが降臨したり、
 たぶん、まだまだあると思います。


 気に入ったキャラクターは、
 天才犬のケムロ。人間型の外骨格をまとっていて、いつもアロハを着ています。
 声は山寺宏一(笑)
 本当にちょっとしか出てこないキャラクターでも、かなり強烈。
 テレパシーを使うチンパンジーや、一度も姿を見せない痴漢、ミスター・マウンテンみたいな飲み屋のオヤジ。
 あと神BARとか。


 絵を見ていても楽しいですけど、
 やはり読むと面白いです。
 興味を持った方は、先のサイトと首っ引きで読むのもいいかも。
 2巻まで出ていて、ここで1部完。


 頑張って『KILLING JOKE』読もうかな。
 『FROM HELL』誰か訳して……