ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』を鑑賞。


『旅の仲間』は序章に過ぎなかった、て広告の打ち方はどうよ?
だって、あれ序章以外の何ものでもないじゃん。


それはさておき、映画としてはメリハリがあって、峡谷の戦いとか前作よりも盛り上がりもあるから面白いと思う。
ピーターはレゴラス大好きなわけ?(笑)活躍しすぎ。
エントはちょっとイメージが違った。もっと木っぽい方が好み。


特殊効果でアカデミー賞獲ったように、CGは凄い。
たいてい、CGキャラってのは、リアル過ぎて却って浮いちゃうんだけど、この映画に限ってはそれがほとんど感じられない。
特にゴラムは凄いね。
あの存在感がこれからの指標になっちゃうとすると、なかなか大変だろうなー。


CGキャラであと気に入ったのはでかい象さん。
あれと魔狼を戦線に投入すれば、峡谷の戦いももっと有利に進められたんじゃないかねぇ。


さて、見て思ったのは、トールキンはあの時代の白人らしく、多かれ少なかれレイシストなのかな、ということ。
ラヴクラフトほどしゃないんだろうけど。
南方人と東方人が悪者で、高貴なるエルフは船に乗って西に向かうってのを見ると、うがって見ちゃうよなぁ。


まー、そんなのは抜きにして、ファンタジー者なら十分楽しめるから見に行くべし!
あのヘルム峡谷の戦いは大画面で見る価値あるよ。