書物の狩人
- 作者: ジョン・ヒルバートン,John Hill Burton,村上清
- 出版社/メーカー: 図書出版社
- 発売日: 1993/11
- メディア: 単行本
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19世紀のイギリスで書かれた、本についての随筆。
基本的には、猟書家、図書館、ブッククラブという三部構成。
で、やはり面白いのは第1部の猟書家。
100年前にして、すでに古本ヲタクの生態が描き尽くされている。
「蔵書家は蔵書を読まない」とか「本は読む用、保存用、貸す用に三冊必要」とか
「オークションでは熱くなってしまうもの」とか「最初は仕事に必要な本だからと言って集め始める」とか。
まー、100年経ってもヲタクは全く成長していない、というか、19世紀の時点でヲタクが完成していたのが笑える。
ところで、最近この手の本を何冊か読んできて思ったんだけど、俺ってビブリオマニア?