SFヲタク垂涎の的、幼少期の美しい思い出、それは……


『合成怪物』!


いや、ゴセシケと言った方が話は早いだろう。


岩崎書店の子供向けSF叢書の一冊。
たいていの人間(SFヲタク)は図書館でゴセシケの洗礼を受けてんだよね。
この作品、児童書だけで早川や創元推理文庫からは出ていない。
さらに、児童書のサガか美品を目にかけることはまずない。
オークションでも2回しか見たことないな。とても手が出る値段ではなかったので、かえって諦めがつく。
でも、読むことは可能。この手の叢書はだいたい図書館にあるのよね。


そんなわけで『合成怪物』と『ついらくした月』を借りてきた。
この2作は強烈に覚えている。あとは『合成人間ビルケ』(ドウエル教授の首)か。
この作品、ゴセシケという名前もさることながら、ストーリーもかなりいい。
まぁ、原書知らないから、書きかえられてる可能性がないとも言いきれないけど。
オンデマンドで出たら買うんだけどなぁ。
これが、ハヤカワとかから出てもあまり嬉しくないのよね。
やはり、ゴセシケとこの挿絵がないと。