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『スターウォーズエピソード２　クローンの攻撃』を早速観てきた。
感想から言うと……つまらん！
スターウォーズシリーズじゃなかったら、こんな映画観にいかんよ。
比較対照としては『猿の惑星』並（これも去年の夏休みSF大作か……）


なんか、メリハリない上に、あらゆるシーンが唐突なんだよな。
スターウォーズのパロディか、スターウォーズ風コラージュを見てるみたい。
なんだろ、前３部作にいたるまでの設定を取り敢えず埋めてる感じかな。
アナキンとアミダラのデートシーンなんぞいらんから、
アナキンが暗黒面に落ちるきっかけとなるシミとの話をもっと深くやるべきなんだよ。
前作ではジャージャーカットのエピソード1.1が出たけど、今回は恋愛模様カットの2.1が出るに違いない。
ラストでの義手のアップは、『帝国の逆襲』をなぞっているんだろうけど、それならあれくらい面白く作ってくれればいいのに。


まー、多少は見所を書くか。
ジャージャーの出番少なし。
ドゥークー伯爵は名前とキャストが笑いどころ。
ボバ・フェットが無様な最期はDNAに刻まれていたことが判明。
ラストの戦闘シーンは凄い。
あれは、20年前の技術じゃほぼ不可能に近い。今のCGがあればこその物量とスピード感。
まるでアニメみたいな映像だけど、あれはあれでスターウォーズ的には正しいCGの使い方だと思う。
そして、どこでも言われてるけど、ヨーダの戦闘シーンは笑える。
でも、その頃にはかなりげんなりしているので、笑う力が残っているかどうか。


極論すると、新３部作は作らなかった方がよかったんじゃなかろうか。
スターウォーズが現代の神話を目指して作ったならば、その前の時代はさらに神話として語らなかった方が神秘的に収まったと思う。
……てのは、今だから言えること。
作らなければ、ルーカスの悪口言ってただろうし（笑）