WITCH WEEK

あ〜、面白かった。

『魔法使いはだれだ』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ徳間書店)読了
ハリポの煽りで刊行ラッシュが続いている児童ファンタジーの一冊。
でも、はやりもの嫌いの俺がそんな理由で読むわけもなく、このダイアナ・ウィン・ジョーンズは前から好きなんだよね。


あらすじは、この世界とほとんど同じながら、ただ魔法が存在し、魔法使いは見つかると即座に火あぶりになってしまうという世界が舞台。
そこの寄宿学校で、「このクラスに魔法使いがいる」と言うメモが見つかったから、さあ大変。
と言った感じ。


比較としてなら、『わたしが幽霊だったとき』に似てるかな。
なんか、向こうのガキンチョが主人公の話って、ちょっと危ない性格の奴ばっか出てくるよな。
ずっしり読み応えがあるわけでも、知識欲が満たされるわけでもないけど、
良質の物語を読ませてもらった、という満足感がある。
冒頭の一言が自然と出るような小説を読まんとね。オススメ。


でも、1700円は高いよなー。小学生〜って書いてあるけど、買わねーって。
ハウルシリーズも面白いのかな。