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竜の挑戦(上)―パーンの竜騎士〈8〉 (ハヤカワ文庫SF)

竜の挑戦(上)―パーンの竜騎士〈8〉 (ハヤカワ文庫SF)

竜の挑戦(下)―パーンの竜騎士〈8〉 (ハヤカワ文庫SF)

竜の挑戦(下)―パーンの竜騎士〈8〉 (ハヤカワ文庫SF)

『竜の挑戦』アン・マキャフリイ(ハヤカワSF)読了。


えらく久々の最新刊。前出たのが95年だぞ。


そんなわけで、全巻のラストで南ノ大陸で発見された、超コンピュータとのコンタクトが話を大部分を占める……と言っても、ほとんど覚えてない。
かろうじて、植民者たちが残した機材があったような、くらいの記憶しか。
間が空き過ぎなんだよ。
しかも、今までのキャラクターがほとんど出てくるんだけど、これまた記憶にない名前ばかり。
ジャクソムとかピイマアは覚えんてだけど、どっかの統領とか工舎の長なんぞ覚えてないって。


さて、あらすじは先にも書いたように発見された超コンピュータ、アイヴァスが驚くべき計画を告げる。
それは、糸胞が2度と降らないようにするものだった!
かくして、パーンの人々は科学技術を学び、その計画に向かうのだが、その影には不穏な動きも……てな感じ。


うーん、なんかイマイチだったかなぁ。
ファンタジィ世界の住人(みたいなもの)なんだから、
もっとハイテクにいろんな反応して欲しかった。
なんか、普通に解け込んで、なんの拒絶反応もなくバイオテクノロジーとかやっちゃうんだもんな。


まー、竜に跨って飛ぶって光景はいつもながらかっこいいけど。
それとラストはしんみり。
いちおう、正伝はこれで終りって感じなのかな。
この後はイルカとのコンタクトとか、ロビントンの若き頃とか、外伝っぽい。


『歌う船』の方が好きだわ。