食人全書
- 作者: マルタンモネスティエ,Martin Monestier,大塚宏子
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2001/03/01
- メディア: 単行本
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モネスティエの全書シリーズは面白い。
はずれなし。こんだけ高くてはずれたら洒落にならんけど。
原書房の本は全般的に高いか。
その名の通り、人喰いに関する本。
人喰いの民族学・歴史学的概説、食べる理由、現代の食人鬼、食人の未来……と言った内容。
図版が豊富で飽きさせない。
ただ、その図版をどこまで楽しめるかが問題。
会社の昼休みに読んでたんだけど、案の定「気持ち悪い本読んでるなー」と言われる。
食事中に(ある意味)食事の本読んで何が悪いんじゃ!
そんなわけで、コミュニティで孤立したくない人にはオススメできません。
エド・ゲインとかジェフリー・ダーマーの詳しい本が読みたくなってきたな。
最終章は、今の人口増加と食糧危機の話。
『ソイレント・グリーン』な未来は避けられないようである。
豆知識。白人は不味い。一番美味しいのはポリネシア人。