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ナイチンゲールは夜に歌う

ナイチンゲールは夜に歌う

ナイチンゲールは夜に歌う』ジョン・クロウリー早川書房)読了。


クロウリーって『ムーンチャイルド』?
……それはアレイスターの方ですがな、と言うボケツッコミは置いといて、
SFから出発してその枠を超えた作家の短編集。


感想的には夜の青か、銀残しのフィルムと言ったイメージ。……わかんないか。
他の本はまだ読んでないから何とも言えないけど、静かな雰囲気の作品。


『時の偉業』が読みたくて買ったんだけど、それより表題作の『ナイチンゲールは夜に歌う』が気にいった。
クロウリー創世神話。個人的にはアンリ・ルソーのイメージ。
まー、同意は得られないだろうけど(笑)
もう一つ気になったのが、『青衣』。
未来世紀ブラジル』と『BLAME!』を足して、くすんだ銀箔でコーティングした感じ。


けっこう気に入ったのでしばらくしたら『リトル・ビッグ』に挑戦。
そして『エンジン・サマー』を探さなくては。