アードマン・スタジオ展

新宿に『アードマン・スタジオ展』を観に行く。


今や、説明の必要のない『ウォレス&グルミット』で有名なアニメーション会社。
その歩みや撮影で使われたアイテムの展示会。


やはり、人形アニメクレイアニメは現物を前にすると、見とれてしまう。
映画の小物ってのは、画面だとカッコよく見えても、実物はけっこうちゃちいことが多いけれど、
この人形アニメってのは、見たまんまのがあるからたまらない。


アニメだから動いてなくちゃ面白くないけど、二律背反的に止まっているのをじっくり見たいという気持ちにもなる。
それを充たしてくれる展示だ。
普通の映画と違って、セットがそのままミニチュアみたいなもんだから、
ドールハウスジオラマが好きな人は飽きないだろうなぁ。
当たり前だけど、画面じゃ見逃しちゃうような所もしっかり作りこまれてて、
その小物一つ一つを見ていると本当に時間が経つのを忘れる。
実際、やけに足が疲れたと思ったら、二時間以上見ていたらしい。


シリアルの中身がちゃんと入っていたり、缶の錆とか書きこまれた計画書とか見せられると、
俺もなんかドールハウスがやりたくなってくる。ハヤカワの表紙を全部スキャナーで撮って、縮小して並べるとか(バカ)


アードマン作品でお気に入りなのは、前も書いたような気がするけど
ネクスト』と『快適な生活』。そして、『ペンギンに気をつけろ!』
これらは必見。ビデオで出てるけど、ただ、『ネクスト』だけは『アードマン・コレクション』のDVDのみに入ってる。


15日は『チキンラン』、20日『YASOマイナス2 シュワンクマイエル』、
28日から『シュワンクマイエル作品の上映』、6月は『PAT&MAT』のDVD。うーん、散財……