たまには、SFページ(いちおう)らしいことでも日記に書こうかしら。


ずいぶん前だけど、去年の10月か11月頃かな。
サンリオの『最新版SFガイドマップ作家編』をもらった。


既刊ページの隅、わかりやすく言えば古本の値段が書いてある所が無残にも数ページずつ千切られていると言う状態だったので(ひでーことする奴がいるもんだ)、
店に言って100円で買ってきてくれたのだ。


古書としての価値はそれでかなり下がるけど、それで内容に傷がつくわけではない。
どこの書評見ても、「いまだにお世話になってる」と言うコメントを見るけど、いや、ほんとに役に立つわ。


自分で言うのもおこがましいけど、うちみたいなデータ系のページだと作者の別ペンネームとかのチェックが大切だからね。
グリンネルとウォルハイムが同一人物なんてちっとも知らなかったし、
『シービュー号』のノベライズ書いてるフェアマンなんて、なんか解説だとデル・レイと同一人物とか書いてあったけど別人だもんなー。


というわけで、非常にお世話になってる。
いやいや、ほんとに多謝。でも、やっぱこの切れてるのは気になる……


さて、やはりデータ系の本でハヤカワの『SFハンドブック』がある。
何から読んだらいいかという人や、俺みたいに持ってるだけで、全然読んでない人間はここに載ってるベストから選んで読んでもいいだろう。
でも、出たのがすでに10年以上前。
そろそろでないかなー、と思っていたら、やっと来月『新・SFハンドブック』が出る!
これに続いて90年代傑作選も出ないかな。