WILD CARDS:ACES HIGH
- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,黒丸尚,添野知生,市川哲男,山岸真,尾之上俊彦
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1993/06
- メディア: 文庫
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- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,Geoge R.R. Martin,黒丸尚,堺三保,市川哲男,山岸真,尾之上俊彦
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1993/06
- メディア: 文庫
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『ワイルド・カード 2』G・R・R・マーティン編(創元SF)読了。
1巻がワイルド・カードの歴史と世界の説明だったのに対して、2巻からは主人公たちが活躍する物語となっていく。
ちょっと期待はずれだったのが、宇宙生物がどんどん襲ってきて、
『スターシップトゥルーパーズ』並の戦いをひたすらくり広げるものだとばかり思っていたのに、それは上巻の前半だけ。
しかし、ストーリーなんぞより、自分のお気に入りキャラについて語りたくなるのがこの『ワイルド・カード』。
今回の筆頭はマーク・メドウズ。
イカしたヒッピー親父にして、かなりいい奴。
その能力は薬によって五人の“友だち”を呼ぶというもの。ムーンチャイルド、愛してるぜ!
キッド・ダイナソアもかなりイイ。
エースの追っかけをしているエースのくそガキ。恐竜に変身できる。
クリサリスもかなりお気に入り。
やっぱ、情報屋ってキャラは好きだなぁ。
こういう作品はたいてい悪者側が好きになるんだけど、イマイチ敵キャラに魅力を感じない。
カフカがちょっといいかな。
さらにいつもなら脇役に目をつけるんだけど、
『ワイルド・カード』に限っては俗っぽいといわれようと、メインキャラの一人、無敵の勇者タートルが一番。
しかも今回は彼の哀しい恋物語が泣かせる。
フォーチュネイトは主人公っぽすぎて嫌い。
ペレグリン邪魔。