WILD CARDS
- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,黒丸尚,尾之上俊彦,山岸真
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1992/09
- メディア: 文庫
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- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,黒丸尚,堺三保,添野知生,山岸真
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1992/09
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『魔界都市〈新宿〉』かって?
チッチッチ。
『ワイルド・カード 1』G・R・R・マーティン編(創元SF)読了。
前々から興味がありつつ、特に手を伸ばしていなかったのだが、とうとう読む事に。
か、かっちょええ〜。
なんで、もっと早く読んでなかったんだ……
IFものとしてのできはイマイチだけど、そのキャラクターたちのカッコよさに惚れる。
まるでアメコミの世界で、小難しいことを考えずに一気に読むことができる。
知らない人のために言っておくと、アンソロジーとオムニバスを足したような作品。
つまり、複数の作家がそれぞれキャラクターを創造して、それらの短篇で一つの世界を構成しているオムニバス形式の作品なのだ。
だから、作家によって同じキャラクターの性格付けが違ったりするのが面白い。
まー、あらすじは、マンハッタンの上空でウイルスが撒き散らされ、それに感染した90%は死亡、
残る10%のうち9%が肉体が奇形化したジョーカーに、1パーセントが超能力を持ったエースへと生まれ変わる。
そして彼らがいろんなことする(笑)。
基本的にはアンソロジーなんだけれども、時間は一本通っているので順番に読んで行かないと駄目。
ちなみに大御所ゼラズニィがやっぱ一番面白い。
さて、ここから読んだ人用。
無数にいるイカシたキャラクターの中からお気に入りを選ぶとなると難しい。
みんないいと言えばそうだけど、中でもお気に入りは無敵の勇者タートル。
自称ってのがいいし、その正体もかなりイイ。
ヨーマンもかっこいいな。
エンジェルフェイスも好きだったけど出てこない上、クリサリスとなんかキャラが被ってるような。
バガボンドとか地下鉄になっちゃったC・Cも捨てがたい。
結局、みんないいね。キャラリスト作ろうかな。