鵺姫真話

鵺姫真話 (ソノラマ文庫 (912))

鵺姫真話 (ソノラマ文庫 (912))

「しまった」とスキュイーズシステム(『アフター0』の)並に思った。
そのわけは……


『鵺姫真話』岩本隆雄ソノラマ文庫)読了。


屍鬼』の後回しでいいや、と今まで買ってから放っておいたのだが、しくじった。
まぁ、どうせ『イーシャの舟』系だろう(事実そうなのだが)と高をくくっていたのだが、
まーさか、初っ端にプロジェクト・シティとその顔となった友美が登場するとは!!
広樹やイーシャの近況(?)も出てくるし、いや、最初の1行で買ってすぐ読まなかったことに後悔する。
でも、まぁ、結局は『星虫』にはかなわないんだけど。
『イーシャの舟』の主要キャラ、16歳になった純が主人公。
タイムスリップ・ファンタジイと言うところかな。
ラストの方のタイム・パラドックスのネタはまぁまぁ。
で、最後にまた友美が出てくんだよな……。
これは、やはり、次の新作は『星虫』の続きと言う布石かっ!?
まっ、『イーシャの舟』改訂版を楽しみにしよう。