来た、見た、買った。
昨日の映画のあと、一緒に映画を見るJOKERさんとせつなさんの地元(?)埼玉県西部を攻略しに行く。
が、まさかこれほどの長期戦、そして戦利品の山になろうとは、この時知る由もなかった……
とにかく、まず、田舎っつーか、寝ている間に着いたら拉致されたのかと信じるだろう(笑)
東京の隣のイメージは全くなく、外場村(『屍鬼』を読んでる途中……)かと思った。
しかし! やはり一度も行ったことがない古本屋はいい。
沖縄民謡と招き猫と張り紙の文句とは正反対の温和なおやじが向かえてくれるイカした店で
『バケツ一杯の空気』『スタージョンは健在なり』『銀河の女戦士』(各1000円) と
平野耕太の『エンジェルダスト』が載ってる『パピポ』を買ったのを皮きりに、
目に留まる限りの古本屋を次々と攻めていく。
『ブックオフ16号狭山上奥富店』(だったかな?)では、
『気球に乗った異端者』『淫獣の幻影』『驚異のスパイダーマン』などレアものを購入。
それ以上に、ガソリンスタンドかパチンコ屋跡を流用したような奇天烈な形が印象的(笑)
その後も様々に攻めつづけ、そして、さすがに疲れてまっすぐ帰ろうと思った矢先現われた怪しげな店!
時間があったなら1時間はゆっくりしたかった店だ。
ここで『緑色遺伝子』『キングとジョーカー』『生ける屍』を各2000円で発見!
しかも、ずっと置いてあるからと500円値引いてくれた。というか、本当に金がなくなって、レジ前で財布開いてたからかも。
そのため、かなり疲れていたにもかかわらず非常にハイテンションになり、勤務に支障をきたすおそれが……
結局、二日間で24時間近く古本めぐりをしていたのか……
収穫
・『銀河は砂粒のごとく』ブライアン・W・オールディス(ハヤカワ・SF・シリーズ)
・『地球最後の砦』A・E・ヴァン・ヴォクト(ハヤカワSF)
・『多彩の地(下)』ジュリアン・メイ(ハヤカワSF)
・『メドシップ 惑星封鎖命令!』マレイ・ラインスター(ハヤカワSF)
・『スラッグス』ショーン・ハトスン(ハヤカワNV)
・『驚異のスパイダーマン』ウィーン&ウルフマン(ハヤカワJr)
・『S‐Fマガジン488号』(早川書房)
・『戦士ブラク対謎の神殿』ジョン・ジェイクス(創元SF)
・『ゴルの巨鳥戦士』ジョン・ノーマン(創元SF)
・『ゴルの神官王』ジョン・ノーマン(創元SF)
・『禁断の塔(上)』マリオン・ジマー・ブラッドリー(創元SF)
・『ホークミストレス(上)』マリオン・ジマー・ブラッドリー(創元SF)
・『キルガードの狼(上)』マリオン・ジマー・ブラッドリー(創元SF)
・『死神と二剣士』フリッツ・ライバー(創元SF)
・『スタージョンは健在なり』シオドア・スタージョン(サンリオSF)
・『大地への下降』ロバート・シルヴァーバーグ(サンリオSF)
・『緑色遺伝子』ピーター・ディキンスン(サンリオSF)
・『キングとジョーカー』ピーター・ディキンスン(サンリオSF)
・『生ける屍』ピーター・ディキンスン(サンリオSF)
・『フレドリック・ブラウン傑作集』ロバート・ブロック篇(サンリオSF)
・『バケツ一杯の空気』フリッツ・ライバー(サンリオSF)
・『ショートショート秀作選1』アイザック・アシモフ編(集英社)
・『魔女も恋する』(ダブリ)風見 潤編(集英社)
・『気球に乗った異端者』小松左京&かんべむさし編(集英社)
・『タイムトラベルSF傑作選』星敬編(集英社)
・『銀河の女戦士』C・L・ムーア(ソノラマ海外文庫)
・『恐怖と怪奇8 吸血鬼』ヘンリー・カットナー他(岩崎書店)
・『フランケンシュタイン伝説』スティーヴ・ジョーンズ編(ジャストシステム)
・『淫獣の幻影』フィリップ・ホセ・ファーマー(光文社)
・『世界の発禁本』吉崎淳二(失念)
・『都市の神話学』海野 弘(失念)
・『首狩り族の世界』篠田八郎(失念)
・『夕刊赤富士1』唐沢なをき(扶桑社)
・『神戸在住3』木村 紺(講談社)
・『ウルトラジャンプ創刊号・3号』(集英社)
・『快楽天1997年2月号』(ワニマガジン)
・『コミックパピポ1995年1月号・8月号』(フランス書院)