隣の席の少女

電車で座っていると、隣の女の子が読んでいる文庫の挿絵が目に入った。
見覚えがある……。もう一度盗み見(笑)すると、ページの上に「五日目」の文字が。
『星虫(新版)』だ。


「いい日が来たものだ……」と沖田艦長風な声を思い浮かべながら満足する。