Πνυξ

9月18日
とうとう最終日。


出国まで午前中は空いているので、まだ見ていないアクロポリス周りを見ることに。


最初の頃に見たソクラテスの牢屋の反対側にあるプニクスの丘。
ここには古代の演説台がある。

テミストクレスペリクレス、デモステネスなどが数千人の市民の前で演説したと言われる。

Ακροπολις

再びアクロポリスに向かう。
アクロポリスは、ほとんど南側しか紹介されないけど、北側斜面にも見るべきものがある。
遊歩道沿いに、斜面に聖域洞窟がある。



ゼウスの聖域(左)とアポロンの聖域(右)



パンの聖域



アフロディテとエロスの聖域



アグラウロスの聖域



岩壁にある人工的なくぼみはレリーフがはまっていた跡。レリーフアクロポリス博物館に所蔵されている。


北斜面から見たフィロパポスの丘(初めの頃に夜景を見たところ)



地味で誰もいないけど、ギリシア神話好きなら足を向けるのもいいかも。

まだ時間があるので、おみやげ屋に。


チョコレートのレオニダス。

スパルタの王様ではなく、オーナーの名前だとか。マークは王様だけど。


おみやげは、いかにも観光向けのものしかなく、その点はチェコの方が面白い。
そこで衝撃を受けたのが、ええっ! 三猿!?
これって、庚申講絡みで日本のものじゃなかったの!?
ネタ的に買おうと思ったものの、15ユーロもしたのでスルーしたら、他の店で小さめのものを7ユーロで発見。
しかも、四猿!!

見ざる、聞かざる、言わざる、やらざる?
ニホンザルじゃなくてチンパンジー……尻尾があるから違うか。そもそもギリシア神話でもサルは見ないよなぁ。
気になって調べてみたら、古代エジプトですでに見られ、世界各地でも同じようなモチーフが見られるが、未だに起源は不明とか。
こんなサイトも。


お昼は初日から食べたくて、ようやく最終日で叶ったサンドウィッチ。
具材が並んでいて、挟んでほしいものを注文。



ベーコンやチキンは焼いてくれて、それらを挟んだパンをプレスしながらトースト。
この時に注文したのは、ベーコン、チキン、チーズ、マッシュルーム、ドライトマトクリームチーズ、しめて4.9ユーロ。
これ、日本でもできないかなぁ。

ここでタイムアップ。

S-Fマガジン 2010年 12月号 [雑誌]

S-Fマガジン 2010年 12月号 [雑誌]

ほんだらけにて
・『ボートの三人男』ジェローム・K・ジェローム〈中公文庫〉¥470