4starオーケストラ

お誘いを受けて、ゲーム音楽のコンサート『4starオーケストラ』に行ってきた。


午前中は、「ピアコンズLIVE」

プログラム
スペランカーメドレー /スペランカー(演奏:江草啓太)
マッピーマッピー(演奏:江草啓太)
イー・アル・カンフーのテーマ/イー・アル・カンフー(演奏:江草啓太)
オープニングテーマ/オホーツクに消ゆ(演奏:江草啓太)
OPA-OPA!/ファンタジーゾーン(演奏:江草啓太)
Vampire Killer悪魔城ドラキュラ(演奏:甲田雅人)
オープニングテーマ/ウィザードリィ(演奏:中山博之)
スタートデモ〜1st&2nd BGM/魔界村(演奏:中山博之)
水の巫女エリア/ファイナルファンタジーIII(演奏:中山博之)
Power of Anger 〜 Poison of Snake/沙羅曼蛇(演奏:江草啓太)
Snowman/MOTHER(演奏:江草啓太)



午後は、「吹奏楽ステージ」

プログラム
【第一部:真島俊夫編曲:吹奏楽による「ドラゴンクエスト」PartI,IIより】
序曲(DQ4
王宮のトランペットDQ5
木洩れ日の中で|ハッピーハミング|ぬくもりの里に|フォークダンス|木洩れ日の中で(DQ6
遥かなる旅路広野を行く果てしなき世界DQ2
恐怖の洞窟|呪われし塔(DQ4
おおぞらをとぶDQ3
戦闘のテーマ|アレフガルドにて|勇者の挑戦DQ3
そして伝説へ(DQ3
この道わが旅DQ2


【第二部:バンダイナムコゲームスの楽曲より】


スカイキッド
スカイキッドマーチ


R4 -RIDGE RACER TYPE 4-
URBAN FRAGMENTS、NAKED GLOW、THE PARADE、EPILOGUE


風のクロノア door to phantomile
I'M ON YOUR SIDE、THE WINDMILL SONG、THE RONGO LANGO、
GRANPA'S CHAIR、WEEPING KARAL、BALADIUM'S DRIVE、RESURRECTION


7〜モールモースの騎兵隊〜
オープニング、ネームウィンドウ、大臣を落とせ!、エンディングスタッフロール


みんな大好き塊魂
塊オンザスウィング
愛のカタマリー

こういうイベントは初めてなんだけど、ゲーム音楽イベントは諸刃の剣だなぁ、と思った。
ゲーム音楽はそれ単体では完結しておらず、そのゲームを実際にプレーしたことがあるかどうかが非常に大きい。
やったことないゲームの音楽は、右から左にかなり素通り。
また、「音楽」鑑賞なら間違いなく最近のゲームの方が音楽でストーリーができてるからいいけど、「ゲーム音楽」鑑賞だとファミコン中期あたりまでがベストかなぁ。最近のゲームだと、脳内補完の余地が少ないんだよね。


そんなわけで、個人的には「ピアコンズLIVE」の方が楽しめた。
フラッシュバックが半端ない。
あの頃のゲームはBGMでタイミング取ってるから、血肉に染み込んでるんだよね。
スペランカー』は聞いた瞬間に、爆弾仕掛けて、爆発するまでに幽霊やっつけて、ジャンプして隠しアイテム出したら、スピードUPで勢い余って死ぬところまで見えましたよ(笑)
イー・アル・カンフー』は流れた途端に、ジャンプキックしなくちゃ!
沙羅曼蛇』とかあまりやってないんだけど、あの頃を思い出したなぁ。


とは言っても、午後の「ドラゴンクエスト」のパワーは絶大。
ファミコン以降やってない(「IV」はやったっけな?)けど、聴くとフィールドが眼に浮かぶよなぁ。あの当時のゲームを考えると、エポックメイキング的だよね。
『R4 -RIDGE RACER TYPE 4-』『風のクロノア』『7〜モールモースの騎兵隊〜』は全くやってないんで、聴いてもぴんとこず。
しかし! ラストで、松崎しげるによる生『塊魂』ですよ!
第二部では唯一プレイして、サントラを今も聴いてるくらい好きなゲーム。
もう、上がる上がる。
失礼な言い方になっちゃうけど、老いてなお華があるよなぁ。
これだけで、元採れましたよ。


内容によっては、またこういうイベント行きたいなぁ。

ピアコンI

ピアコンI

ピアコンII

ピアコンII

今月の備忘録

もう10月……


08『ブエノスアイレス食堂』カルロス・バルマセーダ〈白水社asin:4560090181
08『エリア51(2)』久 正人〈新潮社〉asin:4107716368
11『ウォーキング・デッド』ロバート・カークマン〈飛鳥新社asin:4864101140
12『羊飼いの指輪』ジャンニ・ロダーリ〈光文社〉asin:4334752381
12『遠い町から来た話』ショーン・タン〈河出書房新社asin:4309205771
14『密林の語り部』マリオ・バルガス=リョサ岩波書店asin:4003279638
14『リアル・スティールリチャード・マシスン早川書房asin:4150412456
20『パンチョ・ビリャの罠』グレイグ・マクドナルド〈集英社asin:4087606341
21『部屋』エマ・ドナヒュー〈講談社asin:4062170094
21『冒険エレキテ島(1)』鶴田謙二講談社asin:4063761460
24『アダムス・ファミリー全集』チャールズ・アダムス河出書房新社asin:4309205798
25『乱視読者のSF講義』若島正国書刊行会
25『SFマガジン』〈早川書房S-Fマガジン 2011年 12月号 [雑誌]
27『電脳なをさん Ver.2.0』唐沢なをきアスキー・メディアワークスasin:4048860909
28『ナナとカオル(7)』甘詰留太白泉社asin:4592145674
29『デス・オブ・キャテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム』asin:4863323484
31『ハニー・トラップ探偵社』ラナ・シトロン〈作品社〉asin:486182348X
10月『メモリー・ウォール』アンソニー・ドーア〈新潮社〉asin:4105900927


ウォーキング・デッド』『リアル・スティール』と映像化さまさまの2冊。
『遠い町から来た話』は嬉しいなぁ。『アダムス・ファミリー全集』もなぜ今? という気もするけど、こういうのが出るのは嬉しいね。
『パンチョ・ビリャの罠』『部屋』『メモリー・ウォール』あたりは思案中。
『乱視読者のSF講義』も雑誌で読んでたからなぁ……


『インド驚異譚1』も面白そう。


海外コミックは、他に何か出る?