毎年、この時期に板橋区立美術館で開催される『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』に行ってきた。



で、毎度、この絵本コーナーで洋書を何冊か。


『Enfantillages』Gerard Dubois



直訳すると『子供っぽさ』かな?
子供の想像力、残酷さ、うっかりが描かれている。


  


ゴーリーが好きな人に合いそう。


『mon tout petit』Germano Zullo / Albertine



『私の小さな……』といったところ。
ページいっぱいに描かれた母(?)と息子(?)
徐々に息子は大きくなっていき……


 


パラパラ漫画になっていて、ダンスにも似た、ふたりの動くさまは音楽が聞こえてきそう。それと同時に時間経過も表している。
そして訪れる静寂。



『LA MEGALOPOLE』Clea Dieudonne
それの英語版…なんだけど、日本語版出てたのか〜! 絵本はチェックしてないから、失敗した……

メガロポリス 空から宇宙人がやってきた!

メガロポリス 空から宇宙人がやってきた!


巨大都市に宇宙人が訪れて……というあらすじなんだけど、注目すべきはその作り。
蛇腹折りになっていて、それをめくっていくと、メガロポリスの様相も空から下に展開していき、同時に時間(物語)も進んでいく。





そして、その長さはなんと3.7メートル!


絵も可愛らしく、オススメの一冊。
日本語版か……