10 Cloverfield Lane



『10 クローバーフィールド・レーン』鑑賞



スター・ウォーズ フォースの覚醒」の監督で、ハリウッドきってのヒットメーカーとして知られるJ・J・エイブラムスがプロデュースした謎のパニックアクション大作。ある日、見知らぬシェルターの中で目を覚ました若い女性ミシェル。そこには「君を救うためにここへ連れてきた」と話す見知らぬ男がおり、ミシェルと男の共同生活が始まるが……。ミシェル役は「ダイ・ハード」シリーズでジョン・マクレーンの娘ルーシー役を演じたメアリー・エリザベス・ウィンステッド。監督はこれが初長編作となるダン・トラクテンバーグ。脚本に「セッション」のデイミアン・チャゼル、製作総指揮に「クローバーフィールド HAKAISHA」のマット・リーブスが参加。

結論から言うと、前作(?)『クローバーフィールド*1より好き。


ただ、日本版の予告はないよなぁ。


あれを予告で出しちゃいけないでしょ。
そういう映画じゃないんだよなぁ(そういう映画ではあるんだけどw)。


物語の軸はいくつかある。


シェルターの外の世界は滅んだのか?
それならどうやって? 生き残りはいないのか?
男は何者なのか? 
ウソを付いているのなら、その目的は?
それとも……


男の正体如何にかかわらず、外を確認することが物語の推進力。


シェルターという密室劇で、「外」がマクガフィンなんだから、それを予告で見せるのはナシだよなぁ。


以下ネタバレ。


で、結局、答えは、3番w
男は監禁目的のキチガイだけど、外もクローバーフィールド星人(仮名)に侵略されてる。


ジョン・グッドマンが、悪人には見えないけど、明らかに普通ではない男に見えるんだよね。
彼の正体は明示されないけど、おそらく、過去にも若い女性をシェルターにさらってきては、娘として生活してきたと思われる。
ロリとかペド、ではないんだろうけど、「女性」ではなく「娘」を求めている。
終盤、ふたりきりになった時、ちゃんと髭をそっているのが、もう気持ち悪いw


それにしても、主人公のなんという「マスター・キートン」力の高いことよ!
そんな彼女だから、ラストの選択は当然。


ブラッドリー・クーパーが出てたの、エンドクレジットで気づいたよ。