There Are Monsters




スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町』鑑賞


恐ろしい「何か」に侵食された町に足を踏み入れた若者たちが体験する恐怖を、緊迫感たっぷりのリアルな映像で描いたカナダ製スリラー。映画学科に所属する4人の学生たちが、とある田舎町へ取材にやって来る。早速カメラを回しはじめるが、住民たちの様子がどこかおかしい。やがて学生たちは、恐ろしい力を持つ「何か」が世界を乗っ取ろうとしていることに気づく。出演は「コリドー」のマシュー・エイミオットほか。カナダのアトランティック映画祭で最優秀監督賞をはじめ4冠を獲得。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。

POVも飽きたなぁ(行かなければいいのに)


(比較的)作りやすいPOV映画は、粗製濫造に陥りやすい。
これもその一本。


物理的にも物語的にも必然性のないPOV演出には甚だ疑問。
POVにつきものの、「なんでそんな映像撮ってんの?」は、少なくとも誰かがカメラを持っている(置いてある)ことが明示されてるけど、今作では、絶対にカメラがない状況なのに、POB視点なんだよね。
それで一気に冷め、あとはただただ退屈。95分なのに、激しく長く感じた。


不気味の谷現象なクリーチャーはよかったんだけどね。
あと、ラストは「チアコール言ってよ」で終わった方が余韻があったと思うんだけど。