Everly
『エヴァリー』鑑賞
「デスペラード」「フリーダ」のサルマ・ハエックが、日本人ヤクザと死闘を繰り広げる娼婦を演じたクライムアクション。コールガールのエヴァリーは、愛人であるヤクザの組長を裏切って警察の情報屋になる。激怒した組長はエヴァリーに懸賞金をかけ、街中の悪党や手下のヤクザ軍団を彼女の元へ送り込む。エヴァリーは銃を手に取り、次々と押し寄せてくる刺客たちに立ち向かう。ヤクザの組長役を演じるベテラン俳優・渡辺裕之をはじめ、「47RONIN」の伊川東吾、藤本政志といった日本人キャストが出演。「クライモリ デッド・エンド」のジョー・リンチ監督がメガホンをとった。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(15年5月16日〜6月26日)上映作品。
トレーラーを見た時点で「これは!」と思ったわけですよ。
長年、追い求めてきた映画……
すなわち、リボルバーから10000発ぶっ放す(ような)勢いと珍妙な殺し屋にあふれた映画……
日本の漫画だと、結構理想に近い作品は多いんだけど(最近読んだ中なら「或る仇討ちの話」*1とかね)、映画だと、期待していくものの、どうにもイマイチなんだよなぁ。
ついに!?
ついに!!
出会えましたよ、観たかったバカ・ガンアクション映画に!
トレーラーのファーストインプレッションを損なうことなく、90分間、撃ちまくる殺しまくる!
余計な前振りもなく、始まってすぐにドンパチ。間に挟まるコミカルな演出。そして、珍妙な殺し屋。
サディスト&マゾヒスト(という名の刺客)は最高でしたよ。
悪者なんだか、いい人なんだかわからない、サラリーマン風のメガネヤクザ、デッドマンも良かったなぁ。
コールガールが、なんであんなに強いのかわからないんだけど、サルマ・ハエックが演じることによって、いろいろあったんだろうなぁ、という説得力があるんだよね。
ケレン味だけで出来ている映画。
『レイド2』*2に期待したのはこれだったんだよなぁ。
オススメ……だけど、劇場公開は少ないので、是非ソフトで。
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