Nymphomaniac: Vol. I , Vol. II

 


『ニンフォマニアック Vol.1』『ニンフォマニアック Vol.2』鑑賞


デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、女性のセクシュアリティをテーマに、強い性的欲求を抱えた女性の半生を2部作で通して描いた。ある冬の夕暮れ、年配の独身男セリグマンは、怪我をして倒れていた女性ジョーを見つけ、自宅に連れて介抱する。怪我が回復したジョーに何があったのか質問するセリグマンに対し、ジョーは幼い頃から抱いている性への強い関心と、数えきれない男たちと交わってきた数奇な物語を語り始める。主人公ジョーを演じるのは、「アンチクライスト」「メランコリア」に続いてトリアー監督作に出演するシャルロット・ゲンズブール。8つの章仕立てで構成されており、「Vol.1」では第1〜5章が描かれる。
ダンサー・イン・ザ・ダーク」「アンチクライスト」「メランコリア」など、数々の問題作を手がける鬼才ラース・フォン・トリアーが、「ニンフォマニアック(色情狂)」を自認する女性の数奇な半生を、8つの章仕立てで描いた2部作の後編。快楽を求めて不特定多数の男と交わる主人公の女性ジョーにシャルロット・ゲンズブールが扮し、過激なベッドシーンも体当たりで演じている。そのほか、シャイア・ラブーフユマ・サーマンウィレム・デフォークリスチャン・スレイタージェイミー・ベル、ジャン=マルク・バール、ステラン・スカルスガルドと実力派のキャストが集っている。

う〜ん。やっぱ、ラース・フォン・トリアーはちょっと合わないなぁ。


個人的にはかなり初めの方でかったるく、ただただ惰性で見続ける。
ユマ・サーマンが出てくるエピソードだけは面白く、そこで覚醒したんだけど、その後はやはり元に戻る。
まぁ「信用出来ない語り手」ものとして観るべき映画なのかもしれないなぁ。
聞き手である、教養高いセリグマンの釣りや古典に例えた衒学趣味な感想も、小説だったら面白かったかも、と思ってしまった。


あと、この映画で世紀のボカシはなしでしょう。
そもそもR18なんだし、これ見てどうこうって作品じゃないよなぁ。
ボカシだらけで、画面が全くわからないシーンもあるし。
黒人の兄弟喧嘩のシーンはボカシがない方が絶対面白いよなぁ。ギャグなだけにあれだけは許せんw


多数の有名俳優が登場するのも見どころだけど、個人的にはジェイミー・ベルが良かったかなぁ。


AAネタは面白(小馬鹿)でしか見たことないんだけど、向こうでもそういう扱い?