今年は、8/15〜21までヨルダンに行ってきました。
夏コミからそのまま成田に向かうという強行軍w



いつもヨーロッパの方に行ってるのに、なんで今年は中東かと申しますと、毎年9月の連休を合わせて9連休を旅行にあてていたんだけど、今年はちょっとそれができないことに。
一週間だとヨーロッパはもったいないし(中東なら少なくとも1日は節約できる)、ペトラは昔から観たかったし、周辺国の紛争も小康状態(申し込んだときは……)だったので、ヨルダンに決定。
バーミヤンみたいなことがいつ起こるとも限らないし、行きたい所は行けるうちに。


たぶん、気にしている人が多いと思うけど、ヨルダン自体に危険はありませんでした。
物陰に機関銃ついた装甲車が停まってたり、ホテルは常に金属探知機と荷物検査があったけど。


毎度、好き勝手に予定組んで自由に動き回るスタイルを貫いてきたんだけど、イスラム圏は初めてで様子がわからないし、さすがに不用な危険は招きたくないんで、日本語ガイドを頼んだ。
このガイドのおっちゃんが、英語、日本語ガイドができて、フランス、イタリア、ポルトガルスペイン語は20%くらい、インドで長く働いていたからヒンドゥー語はペラペラ、今はインドネシア語を勉強中だとか。『ベル・カント*1の主人公を思い出しちゃった。こういう人、ホントにいるのね。
聞き覚えのない日本語が出ると「それ、どういう意味?」とすかざすメモしてました。


言葉といえば、「アッサラーム・アライクム」は一度も使わず。
簡単で、いつでも使える「マルハバ」をガイドさんに教えてもらう。『歩き方』には載ってないんだよね。


結果論的には自分たちでも何とかなったかなぁ、とは思わなくもないんだけど、まぁ、ホントに何があるかわからないしね。
ガイドのお陰で入れた場所や時間短縮できた部分もあるから、雇ってよかったかな。
唯一の不満は、二人だけとはいえ、ツアーのような体裁になっているため、食事所は決まっていて、毎食ビュッフェだったのがつまらなかった。フムス(ひよこ豆のペースト)は美味いけどさ。
食べ物はギリシアに似てたかなぁ。ただ、オリーブは激しくしょっぱく、ピクルスは思い出しただけでツバが出るほど酸っぱい。


遺跡と遺跡の間を移動しているような旅行だったので、今回は街歩きはほぼ皆無。いつもなら街の写真を撮りまくるんだけど、それもなし。
まぁ、撮っちゃいけないものがありそうで、控えたのもあるんだけど。


ちなみに、一番怖かったのは、道路を渡ること。
信号はほとんどないし、そのくせ交通量は半端ないし、割り込み追い抜きなんでもござれ。スピードも100キロを下ることはないくらい。そんな状況で、たまに白バイに捕まってる車がいるのは、何をしでかしたんだろ?
道路を渡るときは、切れ目を狙う、それだけw
夜中でも車多かったんだよなぁ。


あと、ドバイ−ヨルダン間の行き帰りの機内で遭遇したんだけど、親がビジネスクラス、子供の集団とベビーシッター(だと思う)がエコノミーという組み合わせ。このお子様たちのフリーダムっぷりが凄まじく、機内食のゴミをどんどん払い落とすもんだから、床が惨状に。普段はお手伝いがすぐ片付けるのかな。
成田からの行きは行きで、アラブのお大臣がごねて、40分くらい出発は遅れるしなw


ドバイでの乗り継ぎ時間に、ラウンジでシャワーをあびることを覚える。