人造乙女博覧会IV



ヴァニラ画廊で開催中(8/23まで)の『人造乙女博覧会IV』に行ってきた。


サブカルに触れているなら、オリエント工業*1ラブドールに興味が無いはずがない(断言)
でも、持ってる知り合いはいないし、ショールームはあまりに敷居が高すぎる。


自分が興味ありそうなもので、全くの未知のものってあんまりないと思うんだよね。
今までの知識と経験から「こんなものだろう」と類推できる。
ラブドールだって、マネキンとマウスパッドのシリコンから想像しちゃう。


しかし! やはり、実際に体験しないとわからないものだなぁ、と今回のイベントで痛感。
写真ではリアルに見えるけど、実際どうなの? 触感は? そんな好奇心を確実に満たすことは保証できる。


はっきり言って、リアルだけど、人間と見間違えることはない。かと言って、「人形」ではないんだよね(「やすらぎ」シリーズの造形は凄いけど)
むしろ、人間と見間違えるくらいの造形だと、逆に部屋に置いときたくないんじゃないかなぁ。
なんと表現したらいいのかわからないけど、独特の存在感がある。もし買ったとしたら、値段は別にして、とてもぞんざいな扱いはできない。もしかしたら、AIBOとかに近いものがあるかも。
不気味の谷を克服したというより、橋をかけた感じ。


と書いたものの、草むらとか河川敷に裸で放置されていたら、通報するレベルw 肉体の質感はかなりリアルで、関節曲げた時のしわの寄り方とか不自然さがない。そのシリコン技術もお見事。


で、みんな気になってると思うけど、触れますw
基本、踊り子へのお触りと撮影は禁止なんだけど、一体だけお試し版がある。
胸がポヨポヨなのは言わずもがななんだけど、唇と耳たぶの触感は執念を感じるレベル。


また、金型や購入者しか見られないお手入れビデオも流されているので、これらも必見。フレームの話とかスゲー面白い。
パンフもページ数は薄いけど、非常に質が濃い。


是非オススメの夏休みスポット。18禁だけど。

南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史 (文春文庫)

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