Escape from Tomorrow



『エスケイプ・フロム・トゥモロー』鑑賞


日本でも「夢の国」と呼ばれ絶大な人気を誇る、某有名テーマパークを舞台に描いたダークファンタジー。米カリフォルニアにある同パーク内で無許可でゲリラ撮影した映像を使い、作られた。何をやってもダメな中年アメリカ人のジムは、口うるさい妻と言うことを聞かない子どもたちを連れ、魔法の城や妖精やプリンセスたちの待つ、ある有名なテーマパークに遊びにくる。夢と魔法の国で現実逃避をしようと思ったジムだったが、そこに現れた黒いプリンセスによって幻想の世界に入り込んでしまい、楽しいはずの家族旅行は、妄想と奇妙な出来事にあふれたシュールな悪夢へと変貌していく。

内容云々を語るより、まず「頑張ったで賞」をあげたいw
ゲリラ撮影にしてはよく撮れている(合成っぽいとこもあるけど)。カメラ構えた家族は多いだろうし、ホームビデオ撮ってるんですよ〜という雰囲気で撮ったんだろうけど、問題はライティング。ライトを持ち歩くことにも行かず、天然光。ダークファンタジー風味をつける理由でもあったんだろうけど、合成やライティングをごまかすためにモノクロにしたんだろうなぁ。またマイクはつけっぱなしで、後からそれを当てていったとか。
ホテルも園内の施設使ってるのかなぁ。
そんな苦労ばかりが気になってしまう作品。
あと、やっぱ、向こうも行列は凄いのね。


物語は悪くないんだけど、う〜ん、撮りたいものが撮りきれていない感じ(当然)
もっとどぎついエロエロな感じが見たかったかなぁ。


ラストは主人公の勝利なのか、夢の国側の勝利なのか……


まぁ、遊園地で酒は出さん方がいいねw