Enemy



『複製された男』鑑賞


主演のジェイク・ギレンホールが1人2役を演じ、「灼熱の魂」「プリズナーズ」のドゥニ・ビルヌーブ監督のメガホンで、ポルトガル唯一のノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説を映画化。自分と瓜二つの人物の存在を知ってしまったことから、アイデンティティーが失われていく男の姿を描いたミステリー。大学の歴史講師アダムは、DVDでなにげなく鑑賞した映画の中に自分とそっくりの端役の俳優を発見する。驚いたアダムは、取り憑かれたようにその俳優アンソニーの居場所を突き止め、気づかれないよう監視するが、その後2人は対面し、顔、声、体格に加え生年月日も同じ、更には後天的にできた傷までもが同じ位置にあることを知る。やがて2人はそれぞれの恋人と妻を巻き込み、想像を絶する運命をたどる。

ジョゼ・サラマーゴの同名小説*1を映画化。


正直、よくわからないので、ネタバレありきで感想を。


原作でも、瓜二つの正体はわからないままだとか。


現実的(?)解釈だと、同一人物説なのかなぁ。
真面目な反面、女好きな男。何度も出てくる蜘蛛は、母性、女性の象徴で、それに対する深層心理の嫌悪、恐怖。


ただ、蜘蛛型エイリアンに侵略された町、アブダクションされた男、巨大蜘蛛は同時に母船、秘密クラブは侵略のための複製を集めるための施設、と変換したい自分がいるw