THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章


『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章』鑑賞



スター・チャンネルでやってたのでTV鑑賞。


パトレイバー』の実写化と言うより、「マジンラ世紀末最終大決戦」*1の実写化と言ったほうが、わかる人にはよく通じると思うw 


要するに、現実に巨大二足歩行人型汎用機械があっても役に立たない、というお話。


巨大ロボ、というファンタジーを追い過ぎたため、日本はガラパゴス化したうえに、技術自体も時代遅れに。ただメンツのためだけに存続している特車二課の面々の永遠なる怠惰な日常、と言いたいことはよく分かるし、思ってた以上にちゃんと作られてる。キャラクターの名前は違和感が拭えないけど。
だけど、漫画版・TVアニメ版が好きな者にとっては、「もしもガンダムが現代の日本にいたら?」という出発点にあるそれらを否定されてるような気分で、どうも釈然としない。


まぁ、ガンダム作ったけど、やっぱりファンタジーでした、ということにしても、現在(あの世界での)レイバー犯罪はないの? ないから、特車二課も単なるお荷物になってる、ということになってるんだけど、無人機が主流なら、それはそれで対ロボット犯罪用の部署は必要だと思う。
巨大ロボはファンタジーというとが繰り返される一方、現状のテクノロジーがどうなってるか示されないんだよね。
それとも、ロボット技術自体が10年ちょいで完全に廃れちゃった世界なのかしら?


一番の疑問は、そんな島流しのような閑職なのに、なんであんなに整備士が沢山いて、かつヤル気満々なの? 
出動もないし、たぶん給料も少ないし、でも勤務時間は長そう、という激しいブラック環境なら、腐ってるほうが自然だよなぁ。カルト宗教?
作業着が真っ白すぎるのもなぁ。そこへの予算は仕分けるべきじゃない?w


あと、食事シーンが著しく不快。あれは鑑賞を中止するに値する。