Jack Ryan: Shadow Recruit



『エージェント:ライアン』鑑賞


米作家トム・クランシーのベストセラー小説を原作に、CIAエージェントのジャック・ライアンが活躍する人気シリーズを、「スター・トレック」のクリス・パインを新たな主演に迎えて描くアクションサスペンス。「レッド・オクトーバーを追え!」(1990)、「パトリオット・ゲーム」(92)、「今そこにある危機」(94)、「トータル・フィアーズ」(2002)に続き通算5作目となる本作では、現代を舞台に、経済アナリストからCIAのエージェントへと転身したジャックが、その天才的情報分析力で世界規模のテロに挑み、若きジャックがいかにしてCIA捜査官として活躍するようになったかを描く。「マイティ・ソー」のケネス・ブラナーがメガホンをとり、悪役として自ら出演。共演にキーラ・ナイトレイケビン・コスナー

ジャック・ライアン・シリーズのリブート第一弾。


トム・クランシーの小説は一冊も読んだことないし、映画も『レッド・オクトーバーを追え*1を観て、その次はなんだっけな……レベルなので、あんまり期待も何もなかったんだけど、これが結構楽しめた。


クリス・パインは、若返ったライアンに合ってるんじゃないかなぁ。
ただ、個人的にはあまりアクションはやってほしくなかったかな。海兵隊にいたとはいえ、この10年間は銀行員やってたんだから、あの大活躍は難しいでしょう。あくまで、超記憶力と分析力で戦って欲しかったなぁ。
だから、終盤に出てくる、テロリストの行方を追うために、ありふれた情報からその行動を分析するシークエンスはかなり好き。
また、盗んだデータを次々に手渡していくリレーなど、スーパーハッカーが「おお、すげえ」とか言わない、むしろ古典的なスパイものをブラッシュアップさせたアクションもいい。


とは言いつつ、物凄い面白かったわけでもないんだけどね。
色々「?」な部分はあり。スパイ>浮気という心理構造の恋人や、思わせぶりな敵キャラのタトゥーとかなんだったの?


『マン・オブ・スティール』のときのケビン・コスナーは年取って野暮ったくなったのかなぁと思ったけど、やっぱカッコいいね。
キーラ・ナイトレイはちょっと痩せすぎじゃない?
あと、ロシアにいた女性CIA局員が好きなんだけど、名前何ですか?w