Machete Kills



『マチェーテ・キルズ』鑑賞


ロバート・ロドリゲス監督が手がけたB級アクション「マチェーテ」(2010)の続編。麻薬捜査官のマチェーテは、アメリカ大統領から、マッドマンと呼ばれるメキシコの麻薬王を倒してほしいとの依頼を受ける。しかし、マッドメンは自分の心臓が止まると同時にワシントンD.C.へミサイルが飛ぶように仕組んでいた。その仕掛けを解除できるのは、世界一の武器商人ヴォズだけだったが、ヴォズもまた、世界を混乱に陥れようと企んでいた。前作に続きダニー・トレホが主演。映画初出演となるレディー・ガガほか、ミシェル・ロドリゲスチャーリー・シーンアントニオ・バンデラスジェシカ・アルバメル・ギブソンらが共演。

マチェーテ*1続編。主演はもちろん、みんな大好きトレホおじさん。


要約すると、『ザ・松田』*2みたいな映画w


始まりは、お約束のフェイク予告。その名も『Machete Kills Again... In Space』。動画見てもらえばわかるけど、次はこれを作ってくれないかなぁ、という余韻のまま本編へ。



以下ややネタバレ


ところが、この本編が激しく退屈。
前作が性に合わなかった記憶はないので、この4年で嗜好が変わったのか、この手の映画に飽きたのか。他に客がいなかったら、Twitter始めてるところ(結構入ってた)。
チープな味つけも、逆に不愉快に感じるほど。
敵キャラも悪い意味で投げっぱなしで、描写が慌ただしいので誰が悪者? という状態。大統領がく黒幕っぽい演出はいらなくない? 


そんな感じでだらだらと続き、しかし、残り30分が、かなりデタラメになって面白い。いや「かなり」というか完全にフィクションラインがおかしなことになっていて、それまでの展開とは違う意味で悪ノリ全開。


で、まさかの「フェイクじゃなかったの!?」という驚愕のラスト!
これは、いきなりマチェーテを宇宙に飛ばす訳にはいかないから、そのための長い伏線だったのねw
でたらめなラストから逆算して作っているから前半が手抜き臭いのか。
これは『3』を期待!


ミシェル・ロドリゲスは何を演じてもおんなじに見えるなぁ……
チャーリー・シーンは親父に似てきたね。