変態アニメーションナイト2014



『変態アニメーションナイト2014』鑑賞



オルタナティブ・アニメーション短篇の特集上映。

公開作品
『ワ・タ・シ・ノ・カ・オ』
『北アメリカ物語』
『パペットボーイのお話』
『ホーガン』ピーター・ミラード ミニ・レトロスペクティブ
『サニー・アフタヌーン
『サブウェイ・トレイン』
『マゴット・フィーダー』
『裸で』ピーター・ミラード ミニ・レトロスペクティブ
『歩いて歩いて』
『フルーツ・フルーツ』ピーター・ミラード ミニ・レトロスペクティブ
『プロメテウスの庭 』

どれもこれも、いわゆる「アニメ」のイメージからは大きくかけ離れていて、不気味というより、トラウマレベルの作品も少なくないw


個人的衝撃作は、
『北アメリカ物語』
歌に合わせたアニメーション。
歌の内容自体は非常に正しいことを歌ってるんだけど、そのアニメがなんとも言いようがない気持ち悪さ。
絵と言い、動きと言い、気が狂いそうw


『パペットボーイのお話』
上映作品の中では話がしっかりと分かる一本。
彼女を部屋に誘ったパペットボーイの顛末を描くクレイアニメーション
パペットボーイの「バタバタバタバタ」という足音がやけに耳に残るんだけど、TV画面をクレイで表現するというのは今まであまり観たことないかも。
あと、彼女が無駄に巨乳w


『マゴット・フィーダー』
エストニア民話の忠実なアニメ化。
民話だから、投げっぱなしな設定も回収しないんだけど、そこがまた逆に好感が持てる。
しかし、この作品の異様な点は物語ではなく、非常にシャープなビジュアル。
何故にロボ?


『歩いて歩いて』
これに関してはあらすじが書けない。
なんというか、ヘンリー・ダーガー王国のお遊戯会を観ているような、見ちゃいけないものを目の当たりしている感が非常に強い。
これまた気が狂いそうな一本。


『プロメテウスの庭』
超技巧的クレイアニメーション大作。
プロメテウスというより、プロテウスと言った方がいいほどの変容と増殖を繰り返す。
これ、全編ワンショットだったらもっと凄かったんだけど、さすがに無理言い過ぎか。