Svartur a leik



『アウトロー』鑑賞

「ドライヴ」のニコラス・ウィンディング・レフンが製作総指揮を務め、1990年代アイスランドの犯罪社会を背景に、普通の学生だった若者がギャングの一員となり、終わりなき暴力の世界へと足を踏み入れていく姿を描いたクライムドラマ。アイスランドの首都レイキャビクで麻薬業界を牛耳るファラオと、かつてはファラオと組んでいたが仲違いしたライバルのトティ、麻薬ビジネスの独占を目論む冷酷なブルーノ。麻薬組織の運転手となった若者ステビの視点を通して、3人の思惑や欲望が交錯し、果てない暴力と血にまみれていく街の姿を描く。監督は、本作が長編映画デビューのオスカー・ソー・アクセルソン。

【未体験ゾーンの映画たち 2014】の一本


乾いた感じは、『ドライヴ』*1に近いものはあるかな。ちょっと野暮ったいんだけど、それは長編デビュー作の監督ということで今後に期待かな。
もう、14年も前が舞台ということもあるのかもしれないけど、アイスランドは田舎だなぁ、という感じ。そんな田舎でも、やはり時代は流れていて、アメリカのような犯罪社会が作り出される。同時に、まだその社会が成熟してないから、主人公たちのような若造による支配が成立する。
あと、凄い寒そう。でも、半裸だったり、半袖だったりするけどw