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『サプライズ』鑑賞

カナダのトロント国際映画祭アメリカのファンタスティック・フェストなど、各国の映画祭で話題を集めたシチュエーションスリラー。両親の結婚35周年を祝うために家族10人が集まる。しかし、そこへ突然キツネやヒツジ、トラといった動物の仮面をつけた集団が現れたことから、逃げ場のない密室で予測不能な事態が次々と巻き起こる。監督は、「V/H/S シンドローム」「ビューティフル・ダイ」などで新世代のサスペンス/ホラー作家として注目を集める新鋭アダム・ウィンガード。脚本もこれまでのウィンガード監督作をすべて手がけているサイモン・バレットが担当。

一家に一人は、キートン(or ジェド・豪士)を用意しとけって話。


山奥の別荘を襲う謎の殺人者……という郷愁さえ感じるお約束設定に捻りをつけたホラーものの中では結構アタリ。
刺さるぞ……刺さるぞ……刺さった! というスラッシャーお約束が上手くギャグに転じている。

ただ、邦題は失敗じゃないかなぁ。これだと、どっちに転んでも驚かないと思うw


以下ネタバレ感想。


綺麗どころだと思ってた、細身の女の子が実はサバイバルの達人で、殺し屋たちに逆襲していくのがこの作品のキモなんだけど、実際にそれは面白い。
ただ、完全に無双状態にしちゃっても良かったんじゃないかなぁ。彼女がボロボロになっていくさまを楽しむのではなく、思いもよらない攻撃能力を有しているところが見どころの映画なんだから。敵も増やして。個人的にはもっとブービートラップも張り巡らせて欲しかった。


このパターンは面白いので、続篇作って欲しい。