The ABCs of Death



『ABC・オブ・デス』鑑賞

世界15カ国から気鋭のホラー監督26人が参加したオムニバス。それぞれが与えられたアルファベット1文字から、自由な発想・手法で「死」をテーマに5分間の短編ホラーを製作した。日本からも「片腕マシンガール」の井口昇、「東京残酷警察」の西村喜廣、「地獄甲子園」の山口雄大が参加。そのほか「フロンティア」のザビエ・ジャン、「ホーボー・ウィズ・ショットガン」のジェイソン・アイズナー、「心霊写真」のバンジョン・ピサヤタナクーンら各国のホラー作家が顔をそろえた。

アルファベット1文字をお題に「死」をテーマにする以外に縛りのないオムニバス。


初っ端の「A」がそこそこ良かったんで「これは}と思ったけど、まぁ、予想どおりに玉石混淆。題名似てる『マシン・オブ・デス』*1を思い出す。
また「石」とまでは言わないけど、5分以下のショートショートなんで、実験的すぎたり観念的すぎたり、はたまた先走りすぎたりしてて、よくわからない作品多数。


でも、面白い作品がなかったわけではない。A、C、D、E、L、M、Q、Xあたりが趣味かな。チョイスすると、つくずく「岸本佐知子・編」に入ってそうな作品ばかりないなっちゃうけど(笑)


『ギャシュリークラムのちびっ子たち』*2を読んだほうが、安上がりな上、面白いかな。