2013年9月号
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/07/25
- メディア: 雑誌
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もう、『夏への扉』は挙げなくてもよくない?
それよりも、今月は新☆ハヤカワ・SF・シリーズの第二期ラインナップが発表!
『白熱光』グレッグ・イーガン
『レッドスーツ』ジョン・スコルジー
『オマル』ロラン・ジョヌフォール
『オマルの征服者』ロラン・ジョヌフォール
『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』チャールズ・ユウ
『vN』マデライン・アシュビー
『王たちの道(1)』ブランドン・サンダースン
『王たちの道(2)』ブランドン・サンダースン
『王たちの道(3)』ブランドン・サンダースン
『紙の動物園』ケン・リュウ
『複雑系王子』ハンヌ・ライアニエミ
『クロックワーク・ロケット』グレッグ・イーガン
『白熱光』が今年の12月にスタートし、第1期と同じく隔月刊行。
個人的に一番楽しみなのはケン・リュウの短篇集。
『オマル』と『オマルの征服者』はフランスSF。
『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』は内容も面白そうなんだけど、円城塔翻訳で話題になりそう。
『vN』は美少女ロボットもの。三部作というのが引っかかる。
正直再考願いたいのは『王たちの道』。1巻を三分冊商法を銀背でもやりますか。しかも、これまでに大量に積み上げてきた途中で翻訳ストップの屍が……
翻訳はないかと思ったら1本。
「ナイト・トレイン」……ラヴィ・ティドハー
大蛞蝓が引く列車を舞台にした、暗殺者との攻防。
「ストーカー・メモランダム」*1の続きでなくて残念、と思ったら、このごった煮感はなかなかイケる。
『ルディード・ストリート・ステーション』*2と味が似てるかな。
1行目の"彼女の名前はモリーではなかったし、ミラーシェードであれ何であれ、眼鏡はしていなかった"が踏み絵になっているような作品で、これで引いちゃう人もいるかも。
「タイム・スリップSFM」1965年9月号。
「大森望の新SF観光局」第34回
"日本SFの夏"の見取り図
「堺三保のアメリカン・ゴシップ」第47回
ルーカスとスピルバーグによれば、映画の未来は暗いとのこと。
「SF挿絵画家の系譜」第89回
松野一夫のモダニズム
「サイバーカルチャートレンド」第45回
Webアプリ
「サはサイエンスのサ」第219回
だいたいあってると、似ているようでゼンゼン違うこと(その2)
「センス・オブ・リアリティ」は、
金子隆一は、ヒアルロン酸。ハダカデバネズミはホントにかわいそうな名前だよな。
香山リカは、予防的治療
「乱視読者の小説千一夜」第31回
ヘイニングによるL・P・デイヴィスのベスト
「SFのある文学誌」第21回
貫名駿一『千万無量 星世界旅行』
『金色夜叉』が翻案とは知りませんでした。
「パラフィクション論序説」お休み
「近代日本奇想小説史[大正・昭和篇]」
『悪魔バトラ』の激しいパチモノ感!(笑)
「MAGAZINE REVIEW」は〈アシモフ〉誌
"The New Guys Always Work Overtime"デイヴィッド・エエイック・ネルスン
"The Golden Age of Story"ロバート・リード
"Through Your Eyes"リンダ・ナガタ
が面白そう。
「人間廃業宣言」
ナチス・ゲテモノ映画(前篇)
ギレルモ・デル・トロ・インタビュウ
伊藤潤二が好きとは! やはり只者ではないな……
来月の特集は、「SFコミック」