After Earth



『アフター・アース』鑑賞

シックス・センス」「サイン」のM・ナイト・シャマラン監督が手がけ、ウィル・スミスとジェイデン・スミスが「幸せのちから」(2006)以来7年ぶりの親子共演を果たしたSFサバイバルサスペンス。人類が地球から別の惑星に移住した西暦3072年、伝説の兵士サイファとその息子キタイは、宇宙遠征の途中で見知らぬ惑星に不時着する。負傷した父に代わり、キタイは緊急信号を発信させるビーコンを探しに出るが、その惑星こそがかつて人類が捨てた地球だということが発覚。未知の惑星と化した地球を単身進むキタイはさまざまな危険にさらされ、やがてさらなる恐怖を呼び起こしてしまう。

見る直前まで、シャマラン作品だとは気づかず。


なんだかんだで、シャマラン作品は全部観に行ってるんだよね。
個人的評価は、
アンブレイカブル*1>超えられない壁>『シックス・センス*2か『サイン』*3>お好みに合わせて適当に>超えられない壁>『エアベンダー*4
と言う感じ。


で、今作は『エアベンダー』よりは上かな、という程度(笑)


可もなく不可もない、至って普通のアドベンチャーSF。
出てくる動物がサーベルタイガー風だったりするので、実は太古の地球に不時着しちゃってて、彼らの存在が人類発祥につながる、とか、(曲解した)ガイア理論で地球の意思とコンタクト、ぐらいはシャマラン作品だから期待したんだけど、ホントに何事も無く終劇。
申し訳ないけど、中盤でうとうとしちゃったんで、なんで、いきなり寒くなったりするのかがわからなかったんだけど、説明されたの?
あと、ラストでキタイが覚醒するプロセスもよくわからん。


もし、シャマランが『ライフ・オブ・パイ*5を撮っていたら、どうなっていたのかと考えちゃうね。
成長したパイを彼が演じただろうなぁ(笑)作り手自身が信用出来ない語り手になることによって、メタな要素が加わって、それはそれで面白そう。
あと、人食い島はより怪獣っぽく(笑)