The Baytown Outlaws




『ギャングバスターズ』鑑賞

アメリカ南部アラバマを舞台に、荒くれ者のギャング兄弟や汚職まみれの警官、バイクにまたがり斧を振り回すネイティブ・アメリカン危険な美女軍団などが入り乱れて死闘を繰り広げる姿を描いたアクション。凶暴な3兄弟として知られるブリック、リンカーン、マックイーンは、長男のブリックが心を奪われたセクシー美女セレステの頼みで、セレステの元夫でギャングのカルロスから、奪われたセレステの息子を取り返すことになる。相手を打ちのめして子どもを奪うだけの簡単な仕事に思われたが、地元保安官や兄弟を追う連邦捜査官などを巻き込み、事態は思わぬ方向へと転がっていく

声を大にして言おう。この作品、かなり好き。


珍妙な殺し屋たちが出て来て、めんどくさい陰謀劇もなく、こういうリボルバーから100発弾丸が出ているような映画が観たいわけですよ。
主人公三兄弟の、障害者の少年への接し方も素晴らしい。世界中のすべての人間がこういう対応が出来れば平和な世の中だろうなぁ。殺し屋三兄弟だけど(笑)


ただ、惜しむらくは画面がすこぶる安っぽいこと。これがホントに残念。
人口が少ないド田舎ではなく、単に予算の都合で人が揃えられなかったようにしか見えないんだよなぁ。実際そうなんだろうけど、演出でなんとかならなったものか。


これと『スプリング・ブレイカーズ』を足して、2で割ってくれれば、見てくれはちょうどよくなったかも。