2009年12月号

ミステリマガジン 2009年 12月号 [雑誌]

ミステリマガジン 2009年 12月号 [雑誌]

特集:メディカル・ミステリ処方箋
SF・ホラー系作家多数なので着手。


・「慈悲の天使」……ビル・プロンジーニ
父から受け継いだ医療知識で、女だてらに馬車で薬屋を営むミス・マーシー
各地で治療をするが、特に未婚の女子には慈悲を与えていた……


・「ドクター・ジョー」……チェト・ウィリアムスン
自殺した姿で発見された、町で愛されてきた老医師。
彼の遺書には、恐るべき秘密が……


・「最後の一刀」……カール・エドワード・ワグナー
精神科医メレディスが務めている病院に、吐血したいとこが運ばれてくる。
忙しい中、彼を見守るが……


・「プロスパー・ベイン、〇五四〇九〇二一号」……ビリー・スー・モジマン
刑務所で神の如く囚人たちを支配する医師。
囚人が死んでもなんとも思わず、彼は嫌われていた。
そんな中、囚人のベインは彼への恨みをつのらせていた……


・「取り出してくれ」……トマス・F・モンテレオーニ
娘を人質に取られた医師。
犯人の要求は、自分の頭から取り出してほしいものがあるという。
診ると、確かに何かが埋め込まれている。
その正体は?
けっこう、気持ち悪いオチだなぁ。


・「オフショア」……F・ポール・ウィルスン
医薬品を沖合に停泊している船まで密輸する運び屋。
その彼のもとに、手術を求める老夫婦がやってくる。
嵐の中を船まで運んで欲しいというが……
これはSFかな?